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つづるるる。

そのときハマった漫画や本についてあれこれ書いてます。

パン・ウェイのことしか話してない

パン・ウェイさん21歳のことを考えていたら実生活に支障をきたすレベルになってきました。あー困った、どうしてあんなにかわいいのあのひと。そう、あのひと21歳だったって読み返して驚いたこともしばしば……なんかもう、彼に対するツッコミが楽しくて、最近は髪のツヤベタの細かさにすら笑ってしまいます…。ああわたしも「キャーパン様!」っつってサインもらいに行きたい…。気分はもう追っかけのおばちゃんです…。サインもらってるファンのひとうらやましい!!
不良の動物好きの法則を外さず、まんまとギャップ萌えというでかいフックをぶん投げてきました。釣られました。人間は基本的に好きじゃないけど動物は好きって…でもそれも違うんだよって作中でじわじわ明かされてくるところも好きです。

芸術を愛する心に正直であるけど、それ以外でも自分の考えと気持ちをダイレクトに出してくる非常に素直なキャラだったんだなと読み返して思いました。人に愛されたという実感がないので人を愛そうと思わず、自分の存在を阿字野先生のピアノの音でしか見出だせず、自分自身のことを過小評価しているから感情が感性が才能と相まってぐるぐると回っているのにも気づかず……でも先生に自分を肯定してもらった途端、まるで水を知ったヘレン・ケラーのように自分自身で感じてたことが溢れて生きとし生けるものすべて愛してしまいそうな勢いになってしまってたパン・ウェイさんがてんこもり過ぎて…。

変わる自分をいやじゃないって止めないところとか、ちょっとらしくないこと言ってるって自覚して赤面するパンさんたまりません。自分も周りのことも客観的に見ることの出来ちゃうキャラだからこういう変化がまたおいしいんだろうなー…。読み返したらすごく赤面してたこのひと…余計なこと言った…ってなってること多くてもう!かわいい!なんかパンさん見てるとキョウリュウジャーの初期のソウジくん思い出します…わかりやすい…。

それにしても、これまではやたらクールで、あたたかみのある曲を弾けていなかったというパンさんは、それでも世界トップクラスだというんだから、本当に才能豊かなんだろうなと思いました…。血の滲むような努力と、ギリギリの精神力がそれを後押ししていたんでしょうが、それが23巻ではピアノのために生きられるって思えるようになって、本当によかったね…と思います。
そして、ピアノを弾かなければ死んでいることと同じだという感覚の影で、阿字野先生のピアノを通してずっと無自覚にピアノと音楽を愛してたんだろうな…と考えると、そこまで強く人を惹きつける音楽って凄いなと、読んでいてはあ…とため息が出ます。そういうものすごい吸引力のあるものが芸術ってものなのかなと、いろいろ考えさせられます。

カイもさまざまな出会いを経て成長してきましたが、ショパンコンクールのあたりになるともうピアノの腕前もメンタルもほぼ完成状態なので、作品後半の成長物語はパンのライバルである雨宮やパンさんに振られていったのかなーと、このパンさんの怒涛のキャラ豹変ぶりを見て思います。レフくんは成長というか、ピアノによって家族のあいだに横たわっていたわだかまりが解れていくという印象が強いかな…。自分のと闘いというのはスポットのあたったキャラ全員に言えることですが、雨宮とパンさんは、アダムスキさんと阿字野先生のおかげで大きく変わったなあと思います。

あと、パンさんとソフィさん、読み返してたら、え…これなかなかコツコツとフラグ立てられてるんじゃないの…?って妄想脳が止まりません。って、フラグっていうほどでもないんですけどね…!でもファイナルで軟禁されてるときの、ぶつかったソフィさんを思い出してるとこですけど、女の弾いてるピアノなんか聞き流してたーとか言ってるちょっと前に、前の大会のときより格段に進歩してるとか言ってて、ちゃんと聴いてるじゃんバカァー!!って笑ってしまいます。
でもソフィさんはパンさん眼中にないからね!ソフィさんにはものすごく頼りになるイケメン兄さんがいるので、ソフィさんの男を見る目が半端なくシビアな気がしてなりませんが、でもお互いの音楽については素敵だなって思ってるから、それもまたおいしいというか。パンさんは少なくとも光生よりは好みのタイプであると思う…。

しかし、真面目にパンさんの今後の飛躍とご活躍のことを考えると、こいつ絶対恋したほうがいいよ!って思わずにはいられません。激しく余計なお世話ですけども。でも、阿字野先生の包容力と生きる喜びがそのままパンさんのピアノの力になって音色を変えていったように、恋の経験もまたパンさんのピアノに深みとかキラキラとか謎の浮遊物体とか加えていくんじゃないかと!作曲家の心情により理解も深まるんじゃないかと!聴いてるほうも楽しくなるんじゃないかなと思います。最近のパン様のピアノ、なんかピンク色じゃない!?みたいなミーハーな会話したい…(誰と)

なんだか、先週のカイと冴ちゃんを見てたら、パンさんにもただいまって言えるひとが出来たらすごい力になるんじゃないかなと思いました…。21歳だし恋のひとつやふたついいんじゃないかなパンさん…。入賞者ってコンサートツアーで一緒なんですよね…?仲良しさんにならないかな…!なれー!!
全方位ありがとうなパンさんだったら、なんか素で相手が照れそうなこともサラッと言っちゃう天然のすけこましになってしまいそうな気もしています。