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つづるるる。

そのときハマった漫画や本についてあれこれ書いてます。いまは青春兵器ナンバーワンの話題が多めです。

青春兵器ナンバーワン27話・話し上手は聞き上手

随分乗り遅れてまいましたが、GW明けの青春兵器感想です。合併号後のジャンプを待ちわびてました。選ばれし者に…ってアオリにクスッと笑って、あー青春兵器読んでる!という気分でした。

さて青春の寵愛を受けし二人がのっけから登場します。東くんとハチのなんだか粋な音楽談義。ハチがCDを新譜で買う派でちょっと親近感が湧きました。CDアルバムはジャケットやブックレットが凝ってると嬉しくなります。高校生がおこづかいでアルバムを買うと金欠になるよなあ…と学生のころを思い出すノスタルジー。

そんなちょっと困ったハナシも軽快なトークでまとまっていく、それが東くんのお昼のラジオ!!なんだこの放送はと話題に乗り遅れてしまっているエージくんは相変わらず青春能力低めです。東くん命のナナ姉はというとハガキ職人になってるけなげなリスナーに。ラジオネーム恋するウサギちゃん(ポルノグラフィティ)状態。ハガキを読まれなくて泣いてしまっているところがなんだかせつないのですが、けなげでかわいいです。いまにも真っ白になりそうなナナ姉に、人間と兵器の恋に抵抗を示していたエージくんが態度を軟化させてるところも好きです。エージくんがまた(本人にとっては)余計な感情を背負ってしまった気がします。

一方でハチのトークを聞いて先輩面をしている零一…。お前まだそのスタンスでいたの!?ってツッコまれてて笑ってしまいます。内弁慶が調子に乗ってるんだから…と思っていたら、東くんからまさかのゲスト指名が!!DEAD OR ALIVEのアオリが酷すぎました。けどこれはむしろDEAD OR DEAD(PAPUWA)のほうではないかと!!メンツが零一とエージくんだなんて放送事故が確定しているようなもので!!自己紹介の時点で零一はあのやばい顔に…。

しかしそこは奇跡の人、東光太。ハチが放送室前で泣いてしまう状況でも、泣くほど笑っちゃっていい話に。話し上手な人ほど、相手の話を聞き、相手が嬉しくなるようないいリアクションを返す。これが息を吸うように出来る東くんだから人気があるのも頷けます。本当、東くんはいいキャラだなぁ…。
ただ、一方で相手の力を自分のものと勘違いしてしまうひともいるわけで…。横に居るエージくんも引くほどに調子に乗ってしまう主人公零一…。東くんの急なアクシデントによって一気に窮地に立たされます。ていうか東くんが居なくなったあとにすぐヘタれる零一がひどすぎて笑います!少し前のノリを思い出せ!!

これはヤバイとハチも外から援護射撃。ああしかし、零一の隣りにいる人も負けず劣らずの会話ベタなのでした…。自己紹介で親に捨てられた過去を暴露するエージくんにガラス越しのハチも狂ってしまいそうな顔に!これ職員室にも流れてるから担任の先生も青くなってるんじゃないかと思います…。親が居ないのは知っていただろうけど、外国で親に捨てられたとか予想外ですよ…!
思えば委員長はこの話を知り合って間もないころに聞かされたわけですが、変に重い空気にならず、そこからのほほんとした会話になっていったのは委員長のコミュニケーション能力あってのことだったなあ…としみじみしました。

しかしこの場に居るのは東くんでも委員長でもなく零一だけ。エージくんの自己紹介に心底追い詰められてる感じの表情が、気の毒なんですけど笑えてしまいました。親に捨てられただの非公式の任務だのいろんな意味でやばい話題がしっちゃかめっちゃかしてる自己紹介のあとに楽しいおしゃべりなど出来るかい!!

昨日の晩ごはんはからあげ…。そうか、なごやかな食卓だったんだろうな…とエージくんと零一の関係を知る読者ならほんわかしそうな話ですが、このふたりのことを一切知らないリスナーにはなんのこっちゃの会話。これはやばい、の横で涙してるシルエットハチがこちらの笑いを誘います。冷えきった空気に死を覚えるエージくん。零一とハチはすでにリタイア。泡吹くくらいのレベルって!ってハチが作中のバロメーターになっているのがうまいやら笑えるやら。

そこへ三人を恐怖のどん底へ突き落とす電話の音が。もうこのへん緊張感があっておかしな笑いがこみあげてきました。ここですかさず意識を取り戻すハチはさすがHACHI!!ピンチはチャンスだとエージくんにジェスチャー。そして逆境ですぐ腹を括れるのがMAPPOきっての天才少年エージくん!!零一のネジを緩めて野性解放、ちょいワル零一を召喚。ドヤ顔で恋愛相談スタート!!

一件目から巧みなトーク術で恋する女子たちのお悩みを聞く零一はいちいちセリフがキザで笑いが止まりませんでした。基本的に悩みを相談したい女子は悩んでる気持ちを受け止めてほしいだけで、具体的な解決策は必要としてないことが多いんですよね。答えは自分の中で八割型決まっているから、自信を持てよ、大丈夫だよって背中を押してほしい。そんな恋するリスナーさんに的確なセリフを言っている零一、というか長谷川先生にちょっとすごいな!!と思ってしまいました。

あとなにげに1件目のお悩みを読むと、これもしかしてラブレター回でハチにフラレてしまった美山さんかな!?と思えるところもとても素敵だなと思いました。美山さん、一コマでフラレてしまったけれど、名前をもらったキャラですし、お友だちからはじめようとも言われてますし、今後の再登場に期待です。ナナ姉が絡んできたら面白そうです…(ハチはキレそうですけど)そしてもう1件の遠距離恋愛ネタも、ありむらかすみー!と絶妙に絡んでて笑ってしまいます。

ポルノグラフィティのミュージック・アワーのごとく恋愛相談を次々にさばき、このままラジオの時間もなごやかに終了…と思いきや、彼女ゼロ初恋中のお前が何言っとんじゃー!と人工頭脳がショート。精神がもろすぎる…!!でもお悩み相談は経験豊富じゃなきゃ出来ないってわけでもないからね…!!零一おつかれ…!!

10分の取り乱し放送のあと、抜け殻となったエージくんと零一。机に突っ伏してる零一が、なんだかそれだけでかわいいです。自分の中でおバカな子ほどかわいいキャラになっている零一です。かわいい。自分のせいで友だちのラジオがめちゃくちゃに…と泣くエージくんですが、ああ…東くんもエージくんの友だちになったんだな…と不覚にもちょっとじんわりしました。

そこへまたお電話が。聞こえてきたのは東くんの声!そして放送室の外には、ハチもびっくり、1年3組のクラスメイトが!!まさかのサプライズ展開!!ていうかドッキリ大成功の看板も古くないですか!テッテレー、とネタバラシ時のBGMが聞こえてきました。長谷川先生は20代半ばだけど、なんでこうちょっとなつかしい匂いのするものを持ってくるんだろう…。

零一たちの歓迎会が出来てなかったので、ラジオのゲストに呼びました!というドッキリだったことが判明。わー…いい話がまたきた…と、泣いてる零一たちを見ていたら少し目頭が熱くなりました。東くんの出る回は毎回本当にいい話としてまとまりますね。これからもよろしくな!と輝きを背負う東くんにはもう何も言うことがないです…。ハチにまで内緒にしていたところは上手いなあと思いました。エージくんも隣りで泣いてて、友だちとかクラスメイトとかそういう仲間の輪みたいなものを実感してるんだな…と、しみじみしました。あとはナナ姉も後日ゲスト参加できるといいね…!!

心温まる話でした……が、翌日、調子に乗った零一が放送室をジャック。DJ難波とか言い出してノリノリの零一をダッシュで止めに行くエージくんとハチで終わり。ギャグ漫画はこーでなくっちゃ、とあーみん先生の御声が聞こえてきました。乗りに乗っちゃうノリノリボーイやなぁ(ルナティック雑技団)な零一ですが、そんなキャラだから憎めないんですよね。学校よ聞いてくれ!!

そんなほんのり和やかなオチでしたが、次号番外編つきセンターカラーの文字で飛び跳ねそうになるくらい驚いたというか、思わず奇声を上げてしまいました。おおおおお……おめでとうセンターカラー!!って、センターカラーだけでもびっくりなのに、番外編ですと!!!?奇跡どころの話じゃなくて、読んだ当日は妙にウロウロしていました。おめでとうございます!!!月曜めちゃめちゃ楽しみです!!!ひー心の準備!!!

 

  ↑ 先週ちょうど読み返してたので妙に笑ってしまいました

青春兵器ナンバーワン 2 (ジャンプコミックス)

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