つづるるる。

そのときハマった漫画や本についてあれこれ書いてます。いまは青春兵器ナンバーワンの話題が多めです。

青春兵器ナンバーワン最終話・過ぎてなお眩しき青春の日々

今週のジャンプで青春兵器が最終回を迎えました。前回、零一が04と共に空へ消え、修学旅行の終わりとともにナンバーズも全員居なくなり、怒涛のスピードで卒業式を迎えたことに言葉もなかったのですが、先生が前作の焼野原塵をとてもきれいにまとめて下さってたので、妙に落ち着いた心持ちで最終話を読むことが出来たように思います。ただ、わかっていたけど「last mission」の文字にはウルッときました。

卒業式から約二年後、砂漠の中のふたつの影はハチとナナ姉でした。ハチとナナ姉はなんだかんだ言って一緒に行動してるなあ…数十年後くらいに復縁しないかな…なんてどうでもいいことを勝手に思うのですが、それはさておき、舞台は日本、現れたのは二年後のエージくん。あまり変わってないですね。ちょっと落ち着いた雰囲気になっているかなという感じです。
卒業してからもMAPPOのエージェントとして世界中を股にかけているというエージくん。アンヌちゃんも大活躍のようです。ユウちゃんも研究所の所長になって憧れの博士Nさんと楽しそうにやっている模様。

そして委員長はMAPPO入り…!!意外でしたが委員長はもうMAPPO入るしかあるまい…というジーザスな技能の数々を有しているのでこれはいい人材をゲットしましたねMAPPO。頭脳を買われてエンジニアになっているそうですが、作ったメカも即乗りこなせる優秀なエンジニアだよ!!
というか卒業してからもエージくんは委員長呼びなんかい…!!エージくんと委員長のラブコメを期待してやまない立場としては、卒業後も同僚(?)として接点もあることだし、数年後はJUN呼びになってくれよ!!と勝手に妄想をしています。

ちらっと説明が挟まれてましたが、ナンバーズ壊滅に伴いMAPPOも無差別破壊兵器を放棄、とフォローが入っているの好きだな…と思いました。一時はMAPPOも(大事の前の小事的な意味で)相当やばい、という認識が作中でもあったので、そこをギャグ漫画の設定として流すことなく書かれたのは素敵だなあと思いました。そういう細かいところへの優しさが青春兵器全体に流れる優しい空気につながって行っている気がします。

場面は同窓会場へ、そして二年後のいつもの皆さんも登場。同窓会なので皆さんおめかしです。そういえば委員長は相変わらずあの扇風機みたいなお花の髪飾りをつけてますね。他の皆さんも変わらず、アフロさんたちや藤さん、東くんはスーツが煌めきだしている!みんな変わってないけど、手に持つお酒で月日が流れていったんだなあ…としみじみします。ちょっと自分の同窓会のことも思い出して懐かしい気持ちに…。

皆さんの進路について、藤さんは売れっ子漫画家に!さい藤さん似の担当さんと二人三脚で頑張っている様です…。週刊連載だから同窓会に出るのもまた大変ですよね。一方、東くんはプロのサッカー選手に…。ああ、公共の電波を使って東くんのイケメンぶりが流れてしまう時代になったんですね…。学校での東くんの無敵のイケメンぶりを思うと、世の女性が東様!!!って言ってそうな感じですごいです。それで十年後くらいに東くんが結婚したら東ロス…って声が街から溢れるんだ…と勝手に突っ走ります。でも東くんなら有り得なくもない。

男子三日会わざれば刮目して見よという言葉がありますが、二年経ったらそりゃ男子も女子も皆変わる…と思ったら、相変わらずの食いまくりのアンヌちゃんは会場の巨大オブジェになってました。エージくんの「アンヌーーーーー!!!」も久しぶりに聞けたな…。この名前を呼ぶだけのツッコミで笑かしてくれるのも青春兵器の好きなところでした。
そんな愉快なアンヌちゃんを背景に、多分当時のことやいまの生活を思い思いに語らっているクラスの皆さん。この会場に来ている人、来ていない人のこともまた話の種になり、ハチやナナ姉、ゴローちゃん、ツーくん(生徒会長)の思い出も語られます。ゴローちゃんに初めてエサやるときは怖かったってエピソードには笑いました。しゃべるし、クマだもんね…二足歩行だしね…学校の動物小屋になんでこんなやつが…ってビビると思います。
そして、いつもジャンプを読んでた頭にネジのついたあのひとも…。

そこに聞こえてきた懐かしい声と、おなじみのシルエット。ちょっとこのへんから目頭が熱くなってきてたんですが、ハチたちだけでなく扉の影に海のトリオも居て感動…。二年間行方が知れなかった高校の友人たちは、二年前に消えてしまった友人を探してくれていました。照れながらも「よっす」って現れた零一は、転入当時の内弁慶なんてどこへやら…の笑顔でした。

そこからのエージくんの「青春とは」のモノローグからは紙面が涙で滲んで仕方がなかったんですけども、青春を謳った青春兵器という漫画の最終回が卒業ではなく同窓会であったことの意味がここにあるんだろうなと感じました。青春は、思い返して懐かしみ、そこから何かを貰ったり学んだりすることも全部含めたもので、エージくんがあの日々を宝物と言えるくらいの大人になったこともまた、この漫画のテーマだったのかなと思います。読み直して、最終話冒頭でエージくんが学校を離れても当たり前のように笑顔でいられるのもまた、零一たちとの日々が確かにそこにあったという証なのだと思います。

他のナンバーズと一緒にやって来たNo.04も、もう兵器ではなくなったということで…前回、他のナンバーズのように学校に行けてたら…と言っていたので、憧れの場所へこれから行くことも選べるのでしょう。零一たちの通ってた高校は転入しやすいから大丈夫!!

最後は記念写真…青春第一高等学校の名に違わない、素敵な高校だったと思います。飼育小屋にクマっぽいものが居ようが、運動会にガンダムみたいなのが参加してようが、生徒会長が充電式でも青春第一なんだからどうってことない。
笑顔のエージくん、肩に乗っかるツーくん、委員長とゴローちゃん、零一とそのネジに腕を預けるアンヌちゃん、隣りのハチ、東くんと抱きつくナナ姉。藤さんと04、トリオと先生、クラスメイト…集合写真にもう一度見たかったものが詰まっていたのが嬉しかったです。涙が止まりませんでした。

二次会はカラオケで…というところで、大好きなカラオケ回を思い出して笑ってしまいました。いまの零一なら尾崎豊シェリーを入れてもアンヌちゃんは笑ってくれると思います。むしろそこからデュエット曲に持ち込め!!二次会のカラオケはハチのボイパ芸が冴え渡ってると思います。

カラオケ回はNo.13さんの初登場回でしたが、奇しくも兵器からユーチューバーを経ていまやコンビニ店員になったNO.13さんに笑ってしまいました。シリダス回のあの人の良い店長さんが雇ってくれたのか…あるいはもう店長なのかもしれません。元ナンバーズにもこういうおかしみのあるフォローが入っていてほんと好きです。副会長やモサリーナさんたちのその後も描かれてて良かったです。っていうか副会長、甘貝さんと付き合ってるぅーー!?(ニヤニヤ)

エージくんと零一、彼らを取り巻く人々にも笑顔が溢れた青春兵器の最終回でした。バカやってくだらなかった日々があったからこその笑顔だと思います。そして、最終回を読んで涙が出るのも、零一たちがジャンプでそんな青春の日々を見せつづけてくれたからだと思います。良かったね…、みんな良かったね…。

このいま利用しているはてなブログは、一年前にアナタこんなの書いてましたよってたまにメールで教えてくれるんですけど、ちょうど一年前のいま頃は下のあたりの記事を書いていました。

pm1085.hatenablog.com


一年前、零一はハチと一緒に東くんとアンヌちゃんのデートを妨害しようとしてました。(その一つ前では零一オルタが体操着泥棒をしてました)零一はヘパァ~~ってバカやってましたね…ハチは犯罪に手を染めてましたね…事なきを得てほんとよかった。最終回を読んでまたコミックスを読み返したら泣けてきたり笑いまくったりで落ち着いていられませんでしたが、この優しい笑いの世界が笑顔で締めくくられたことをいまは嬉しく思います。もう少し読みたかったな…という思いもありますが、それは今後、コミックスのおまけに期待したいと思います!

長谷川先生、お疲れさまでした!!!先生の次回作も楽しみにしてます!!!

 

青春兵器ナンバーワン 4 (ジャンプコミックス)

青春兵器ナンバーワン 4 (ジャンプコミックス)

 
青春兵器ナンバーワン 5 (ジャンプコミックス)

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