つづる。

そのときハマった漫画や本についてあれこれ書いてます。

このごろのジャンプ感想/ロボレーザービームその2っていうか最終回感想

お久しぶりのジャンプ、ROBOT×LASERBEAMの感想です。先日ジャンプで終了しました。思いっきり悲しかったです…。今年は青春兵器が終わって凹んでいたので最終回がダブルで来た…って、ふっと脱力するような気持ちになりましたが、好きな感じの最終回だったのでそれだけは嬉しかったです。とにもかくにも、藤巻先生お疲れ様でした!!!

一昨日に新刊が発売されてたのでいそいそと買ってきましたが、ちょうどタッグマッチ選手権開催というところなので、改めて選手権の様子を漫画で読みたかったな、としみじみ思います。掲載順が下位続きだったので道半ばの最終回は青天の霹靂ってわけじゃないですけども、気になる対決がいくつかあったので残念でした。銀狼くん戦が楽しかったので、朱雀さんと烏丸先輩の鳥キャラ対決とか観たかったなと!

最初から楽しく読んでましたが、個人的にはプロ編の試合のほうが好きで、風の大地でひしひし感じたんですけど選手とキャディさんがあーだこーだと話してるのが好きっていうのがあったんで、プロロボ&キャディトモヤになったプロ編の雰囲気は好きで、キャディ対決の要素もあった銀狼くん戦は、あっちもあっちで彼らのペースで作戦立てたりしてたところも楽しかったです。

あと若手たちから慕われてないけど大会責任者な重鎮ドンが出てきていい味出してたな…と。登場時こそ嫌味で横柄なオッサンという感じでしたが、回を追うごとにせせこましい!!みみっちい!!ってやることなすことが控えめで、このギャップどうしてくれる…って気づいたら出番を待つくらいには楽しみなキャラになってました。振る舞いや考え方といったところで本物の大物キャラな朱雀さんがいたから余計にそう思えたんですが(選手権優勝したってところがまた!)、ロボくんが罠にハマったー!罠を破ったー!ぎゃー!で泡吹いちゃうの意外と繊細なところあるおじさん…。その後、仕事抜けすぎててまた笑いを誘うっていう…最終回に泡吹くためだけに戻ってきてくれたのが大好きです。あのおじさん、トーナメントの最後には極限のリアクションを見せてくれたのかな…!って思うと、最後まで選手権のこれからも見たかったです。

と、おじさんの行動に一喜一喜するのも楽しかったのですが(憂いはしない)、ゴルフは対コースのスポーツということで、ドンというコースの仕掛け人をボスに持ってくることで、コースをどう攻略するかということが可視化されたような気がして、ゴルフやってない自分としてはそういう「やったー!」って感情をよりわかりやすく受け止められたように思います。あと普通に仕掛けの謎と謎解きも楽しかったので、他のドン罠も見たかったです!!デビュー戦のときもどうやってロボくんが逆転するかなって予想するのも楽しかったです…。

この漫画を読んでいるときは、推理小説の読者に対するフェアさのようなものを感じていて、物語の流れや勝敗に対して情報をきちんと(部分的にさりげなく)開示してくれるというか、こういう条件があって~こういうルールがあって~というのをとても細かく示してくれて、読んでる側に踏まえさせてくれる親切さが好きでした。ロボくんの必殺(?)技EXレーザーが生まれる理由だとか、その制約だとか、集中力が肝だけどそれが体力を削ぐって条件付けも回想を交えて描かれて、その設定を踏まえた上で、この先どう試合運びを予想してね、というところが読んでて面白かったです。飛距離で勝負だけじゃなく、こういうプレーってあるよ!みたいな先生のおすすめ感も楽しめました。

ただトモヤくんというベストパートナー抜きにしてもロボくんの技はやろうと思ってやれないよね…!!ジャンプの番組で芸人の大西ライオンさんがロボくんのプレーを模してホールインワン狙ってた姿を見て、やっぱあれやるって大変なことなんだなあ…と思いました。あといつぞやのかりそめ天国でやってたプロ選手&えなりくんでイーグルパットを決めるぞーって悪天候の中やってたのを見たときも同じことを思いました。だからこそのプロで…っていうかフィクションで…ってことですが、それはさておき、ロボくんは元より他の選手にも技巧派みたいなキャラが何人か居たようなので、こういうプレーもあったら楽しそうじゃないですか??って藤巻先生のおすすめも他の試合で見たかったなと思います。もう締めの言葉が定型文化しつつある…。

作中ではゴルフの情報からキャラのプレーの特性など情報が詰まっていましたが、その上で物語もまた、過去の展開を踏まえた現在、という成長感が何度も出ていてすごかったなと思います。ロボくんが論理的に学び・実行するというキャラだからか、過去を発展させるという描写が丁寧に描かれてて、それが特にプロ編ではあまりに頻繁だったので、五言絶句を読んだみたいな気持ちになることが多々ありました。そこに韻を踏んでいるような心地よさがあり、またロボくんの姿勢が素直に学ぶ子どもみたいな感じなので同時に微笑ましくもあり、自分の論理的に進んだ行動から自分の心に気づくっていう発見もまた読んでいて面白かったです。1話目から変わってない、ロボくんの好きなところです。

変わってないといえば、ロボくんとライバル鷹山くんとの関係も最後まで静かにバチバチとしていていいなと思いました。無言のすれ違いの後で、鷹山くんのまだまだだ、ってロボくんを冷静に評するところが頂点を目指す彼らしいなと思いますし、お互い実力差を理解しつつ先を見るというところも険しくも楽しそうな未来が感じられて好きなエピローグでした。1巻のロボくんと鷹山くんの出会い(それを近くで見るトモヤくん)という構図が作中で貫かれていたところも好きです。トモヤくんがロボくんの力になるというところもひとつの成長だな…と思いました。

最後に選手権で切符を手にしてやってきた愉快な感じの朱雀さんも見たかったですが、あの人が出てくると途端にギャグ要素が入っちゃうからあれで良かったんだろうな…と。世間では伝説作り中のカリスマだけど鷹山くんの中では目にモザイク必須な人になってたしね…。そして最後のロボくんの、これからの活躍を感じさせるショットを見守る人が高校の先輩と同級生っていうのも大好きです。先輩といえば理音先輩は本当いい先輩でした…というかとても好きなキャラです。5巻の表紙は格好良かった…。

一年と少しですが、リアルタイムで読めたとても思い出深い漫画でした。藤巻先生の次回作も楽しみです!そして最終巻は9月発売ということで、加筆部分(コミックスの細かい描き込みは毎巻見ていて面白いです…)やおまけのページなど、いまから楽しみに待っていようと思います…!!!

 

ROBOT×LASERBEAM 5 (ジャンプコミックス)

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ROBOT×LASERBEAM 6 (ジャンプコミックス)

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ゴルフは考え方が9割 (ゴルフダイジェストの本)

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